テレビなどのニュースとは冷たいモノで、途中から見ても
よくわからなくなっている事が多い。
シリアの問題なども、かなり前から言われているが
今日から見て理解しようとすればわからないだろう。
そんなシリア問題を今日は解説してみた。
なるべくわかりやすく説明しているので
よろしければご覧いただきたい。
そもそも、シリア情勢って何?場所は?
地図でシリアの位置を確認して頂こう
誰と誰の戦い? ⇒ 政府軍と国民の戦い
戦いの原因は何? ⇒ 宗教の問題
シリアの主な宗教は3つに分かれている。
スンニ派74% アラウィ派16% 東方正教会10%
という分かれだが、主にスンニ派が多いのはおわかりだろう。
そんなシリアの大統領はアサド大統領。
シリアは親子二代に渡って独裁的な政治が続いていて問題化している。
現政権は2代目のアサド大統領が中心だ。
このアサド大統領は、イスラム教アラウィ派に所属している。
アラウィ派は国民の2割弱と言われる少数派の宗教。
だが、アサド大統領によって2割の人は様々な優遇措置を受ける事が
出来ている。
しかし、そんな優遇には残った国民は大不満というわけだ。
2割の国民への優遇措置は残った宗派である、スンナ派たちが主に
負担するという不公平な状態となっているのである。
これが争いの原因となっている。
スンナ派の人々は、このような現状に怒り、政権を取り返すために
行動している。
しかし、このアラウィ派も政権がひっくり返れば、自分たちの優遇は無くなり
虐げられてしまう立場になってしまうという事から、戦争へと発展したという。
諸外国が参戦している
そして、このシリア内戦には、ロシアやアメリカが関わっている。
ロシアは政府軍を応援し、アメリカは国民を応援している。
他国が戦争を止められる唯一の立場であるのに、一緒になって
参加していては終わる戦いも終わらないということである。
これは各国の思惑があるため、そういった要素がより人々を
戦闘へと駆り立てているとも言える。
化学兵器も飛び出す悲惨な戦争
真否はわからないが、化学兵器の使用で
国民から死者が1500人も出ていると言われる。
サリンではないかとの疑惑が出ているが問題は化学兵器を使ってしまったかどうかという事。
戦争だから何をしてもいいという理由は無い。どこの国が作り、どこの国が保有し、どこの国が使ったのか。
シリア内戦は参加している国が複数になるため情報戦も繰り広げられる。そして真相はまだ見えていない。
海外メディアも入れず正しい情報が見えないという現状が続いている。
そういった問題がニュースで取り上げられている。
今回の解説は、表面的な物なので基礎的な知識と思っておいて
もらえるとありがたい。
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